最近またMGSVやってました。というもの、「そういえばMGSV終わらしてなかったなあ・・・」と思い出したからです。実際は、サヘラントロプスを倒してヒューイを追放したあたりでストーリー終わりやろって思ってたら、まだあったという。
実績解除のためにSIDE OPSを全部クリアしようとしたら、「世界を売った男の真実」をクリアしないと色々出てこないことを知り、やっと今日、そのミッションをクリアして、真実を知りました。むしろよく今までネタバレ食らってなかったなあと驚きを隠せません。
※以下、ネタバレが含まれてたりそうでなかったりします。
さて、一番上の画像がBIGBOSSです。角がないのでわかりやすいですね。いつものBIGGBOSです。そして、MGSVで動かしていたのもBIGBOSSです・・・ヴェノム・スネークといったほうがいいんでしょうか。
”ヴェノム・スネーク”表記自体はミッション開始前にヘリに乗ってる時に出てたりしますので、別段驚きはないのですが。
さて、「世界を売った男の真実」はMGSVを初めて最初にプレイするミッション「覚醒」の真相を語るものになっています。
ここで初めて、包帯男がBIGBOSSであることがわかり、なぜクワイエットがBIGBOSSに復讐心を持っていたかがわかります。
いや、クワイエットがいきなり燃えて(BIGBOSSが言うには二人で燃やした)、窓から落ちるのはいいのですが、なぜ襲撃に来たのか。BIGBOSSが覚醒したから暗殺しに来たのだと思いますが。
また、覚醒シーンの前に、BIGBOSSを蘇生するシーンが入ります。そこで、ミラーが「そっちはどうだ」と言って、カメラが引き気味となり、ほぼすべてのキャラクターがこっちを見ます。この表現はなるほどなあってなりました。
その後は「覚醒」ミッションとだいたい同じです。最後に燃える男をどうにかして、救急車で逃亡・・・したとおもったら、崖から落ちて救急車が反転した状態で停止。ここで一回暗転します。
暗転した時、「あれ?真実終わり?あっけなくね?」って思いましたが、ちゃんと続きがありました。
暗転後、「ボス」と呼ぶ人物が現れ、包帯男の方がその男に連れられて歩いていきます。包帯男がBIGBOSSで、ここで新たに現れた人物がオセロットです。
BIGBOSSはオセロットが用意した偽造パスポートなど偽造された身分証明書を受け取り、バイクにまたがり、葉巻を吸って・・・バイクのエンジンを掛けて終わりです。
パスポートにはプレイヤーの決めた名前が書かれているので、芸が細かいなあと感じました。
そして、ヴェノム・スネークの方は目が覚めて、シートベルトを外し、真っ逆さまに落ち、救急車から這い出るところでムービーエンドです。
その後、EDが入ります。洋画らしく、すっっっっごく長いです。曲名紹介と使用ツールのロゴが出てくると「あと2分ぐらいで終わるな」ってなります。私はクレジットは最後まで見る派です。殆どは、面白い名前の人を探す遊びをしていますが。
ED後、ミラーとオセロットの会話が入ります。そこでBIGBOSSの行末がオセロットから語られます。また、会話の中に、BIGBOSSとなる人物の名前も出てきます。イーライ(リキッド・スネーク)とヴェノム・スネークです。そして、ミラーがやけに息巻いていた理由もここでわかります。
オセロットの「どうせ最後は争う宿命だ」(だったかな・・・?)というセリフを聞いて、「スネークの蠱毒ってやべーな」と思ったのはごめんなさい。
ひとまずこれでストーリーは終わり。そしてMGSの最後です。
KONAMIがMGSのIPを手放さない限り、新しいMGSはつくられることはないと思います。私としては、”影武者”のヴェノム・スネークより、ネイキッド・スネークを動かしたかったな、というのも思いますが、ファントムを動かすからこそ見えてくるものをあるのかなあとも思います。
エンディング前後でMGS世界の歴史年表が流れますが、その重要な事件が起きた前後の詳細を知りたいと思いますし、現実世界であんなことがなければ、もっとMGS世界の歴史について体験できたのだろうと思うと、残念でなりません。
また、MGSVはMGS3やPWなど過去作品に多くあったおふざけ要素が少ないのも残念でした。強いて言えば、ミラーのハンバーガー制作でしょうか・・・。
さて、小島監督の最新作は、そういうおふざけ要素はどれだけあるんでしょうか。楽しみです。