【リトルアリス】端対面エルルカンを考えて実践してみる

アリスで端対面エルルカンはガン不利ですが、やらなければいけないときもあるということで、それがこの試合でした。

いつもなら「はーこんな相性不利無理なんだが?」って切れてtwitterにお気持ち表明しているところですが、前にお気持ち表明したらエルルカン使いの人にブチ切れられた(ただ内容がどっちかといえばキャラ愛寄りなので建設的な内容ではなかった)ので、それはやりません。

ただ、確かに私は相性不利としか捉えてなくて思考を放棄していたので、少しだけ端対面エルルカン戦についてどう動くべきか考えてみました。また、それを実践してみました。

1.端対面エルルカンに対してどう不利なのか

まずは原因究明からです。ぶっちゃけた話、すでにアリスには端レーンの適性は昔より格段に下がっています。これは、アリスがBBを当てないと攻めの起点になりにくい点と兵士処理が他のアタッカーよりも遅くなってしまった点にあると思います。

昔から端対面アリスをするときはBBに当たらないようにという当たり前の動きがあります。なのでアリス側としては、どうやって相手をBBに巻き込むか、またはBBでプレッシャーを掛けるかというのを考えることになります。しかし、最近の環境はアリスのBB圏外からアリスを直接狙えたり、機動力でBBを避けて高性能なSSを差し込めるなど、今までやってきた兵士列の後ろから攻めるというのがやりにくくなっています。

そのため、対面ジョーカーはエイハを当てられると厳しくなりますし、対面ウィキッドもSS硬直にライオンDTを撃たれるなどすると厳しくなります。

では、なぜ端対面エルルカンも厳しいのでしょうか。理由は前述の通りですが、BB範囲外から威力の高い攻撃を撃てるからです。また、壁を通して兵士列の後ろを狙えるからです。

エルルカン側からしたら反射を計算して当たるようにしているということですが、アリス側からしたら当たる当たらない以前にそういう動きをされている時点で厳しいのです。

もはや対面相性不利時の端アリスは1発のダウンの猶予もないぐらいには難しくなっています。そこに、当たればダウンする攻撃が兵士列を越えて飛んでくるとなればアリスとしては迂闊に動けません。こうなれば主導権は相手にあり、主導権を奪うには普通ではやらない機動が必要になったりします。

兵士処理に関してはアリスとエルルカンの早さはあんまり変わらない印象です。しかし、こちらは相手からしたら狙える場所から処理をしなくてはいけない分不利になることが多くなります。

そういうわけで、端対面エルルカンに対してどう不利なのかについては、レーン戦の主導権がほぼ相手側にあり、主導権の奪取が困難であるからであると考えられます。

2.対策を考える

2-1.ビルドの見直し

まず、端対面エルルカンで当たると嫌なものといえば弾幕です。なので、SS防御力の上がる"身分隠しの狩装束"を入れます。また、ソウルに関しては終盤に強くなるようにヘイヤを入れます。MSはナーゲルで良さそうです。

スキルに関してはかくれんぼ型の方が良いと思いました。HPが減ったらかくれんぼでHPとMPを回復し、再度身分隠しの狩装束を発動させます。

この構成ならば弾幕は2回まで耐えられます。ギリギリ3回もいけるかもしれませんが、4回は無理です。

2-2.動き方を考える

最も重要なのは相手の土俵に立たないことです。これはどのアタッカーにも言えますが、自身の強みを発揮し相手が不利になるように仕向ければ勝ちやすくなります。それは戦う場所を選ぶことであったり、火力の差で戦うことであったり、体力差で相打ち上等で殴り合うことであったりと様々ですが、結局は主導権を握ることが肝心です。そして相手が主導権を握っているならば、まともに相手にしないというのも重要になります。

今まで出てきた主導権というのは、あくまでもキャスト同士の戦いにおけるものであり、ゲーム全体におけるものではないとしています。

つまり、ジョセフ・ジョースターの「逃げるんだよォ!」というのは相性不利の場合は正しい動き方であると考えます。

ただし、ここでいう”逃げる”というのは直接対決を極力避けるという意味であり、レーン放棄や他のキャストを無視した中央宣言を指しません。

では、どのように直接対決を極力避ける動きをするのでしょうか。

1つ目は、跳弾の届かない範囲に立つことです。要するに中央レーン側に立ちます。そして、その状態で兵士処理をします。アリスのような長距離SSを持っているキャストならば兵士列真ん中にSSが届く場所をキープできれば大丈夫だと思います。

2つ目は、BBを壁側に投げつけることです。このBBはキャストに当たらなくても大丈夫ですが、兵士列にはちゃんと当てるようにしましょう。この時エルルカンが前に回避してくるのならば、1発はSSを撃って見ましょう。当たってダウンすれば御の字です。焦らず兵士をしっかりなぞるようにDSを引きます。当たらない場合は早急に跳弾の範囲から逃げます。

3つ目は、焦らないことです。相性不利なレーン戦をやっていると段々と焦ってきますし、一発逆転を狙いたくなります。しかし、その気持ちを抑えて、丁寧に兵士処理をしながら機を伺いましょう。

2-3.要するに?

  • SS防御力やHPを上げるビルド構成にする。ただしある程度のスピードはいるので、ハープを外す程度。
  • 序盤は相手DSに当たってダウンしない
  • 序盤から矢鱈と対面を狙いに行かない
  • 兵士処理を丁寧にする
  • 跳弾の射程範囲から離れて兵士処理をする
  • 逸る気持ちを抑える

3.でも勝てないんだけど?

どうあがいても相性不利なので、対面が強ければ負けます。また両者横槍に弱いので、敵の効果的な横槍が来たらレーン戦どころではなくなります(この時点で中央が崩壊しているので盤面がお通夜)。

「相性不利レーン頑張ったのに、試合が終わったら拠点取れたの私のレーンだけじゃん!」っていうこともあります。それはキレていいと思います。

ここで考えているのは、2:8や3:7で不利な状態を4:6、あわよくば5:5まで持っていこうとすることであり、アリス側が1つミスをしただけでその比率は速攻で戻ります。ダウン1つで比率が戻るため、アリス側は常に神経をすり減らしながら戦う必要があります。

こうなってくるとパフォーマンスが大分落ちるので、休憩したり、別のキャストを使ったりして精神を回復させましょう。

つまり、「勝てないんだが?」に対する答えは「頑張ったね」です。

4.実践してみよう

ちょうどアリスEX目指しているときに対面エルルカンになる試合、かつ横槍が入らない試合があったので、それを提示しておきます。

時間 動き
00:07 対面エルルカン確定。ただ、中央がロビンエピーヌなので、横槍期待度高いし、1発でも当ててくれればめちゃくちゃ有利を取れる。
00:28 このときは「自分が考えたことを実践できるなあ」と思ってました。
01:00 DSに当たってダウンしないようにします。また中央側を常に取ります。
01:19 跳弾射程外かつ中央レーン側にいるから相手が殺意DSを多めに出してきています。当たらないようにして兵士処理を続けていきます。
01:50 完全に跳弾範囲外にいます。中央ではロビンがドロシィをキル。いい流れです。
01:59 回避しかしないと思ったのでSSを当てに行ってます。
02:23 これは良くないですね。当たらないBBなので兵士全体を狙ったほうが良かったです。
02:38 敵ロビンがこっち側に来ると辛い。エピーヌSSに合わせてSS撃ってますが、非常に厳しい。
02:46 は????????スクリーモ????????これは手前取られますね。
03:02 手前取られました。キツイっすね。
03:21 歩いている間、SS2回入力したのに1回も反応しなかったのがこれです。こういう重要なときに出ないSS何?
03:34 ミスったけど手前をLv5までに取り返せました。SS当たってたらこの森は安全だったんだけどなあ。
03:39 当たり前ですが、森内でのエルルカンは強いので、さっさと退散します。
04:17 この森取れるとエルルカン的には辛いらしいので、警戒しつつ回復。
04:33 Spないキャストでゼーレってマジ?って思ってました。
04:42 狩衣装のお陰で全然ダメージを食らっていません。
04:52 攻めることに失敗したので、また森を取ります。
05:23 中央優勢。
05:30 この森を取ると、兵士列にBB当てるとエルルカンにも当たる確率が高いということを知りました。
05:56 右レーンがフリーになったところで敵巨人。まあすぐに処理できるでしょ。私は相変わらず森を取っています。
06:10 ここは殴りに行かないとレーンが下がるので殴りに行きます。
06:26 狩衣装がないとこんな感じ。めっちゃ吹き飛ぶ。
06:38 レーン自体はあんまり下がらなかったですね。よかったよかった。
07:09 残り1分切ったのでWS発動。
07:20 普通ならめちゃくちゃ削られますが、狩衣装があるので結構耐えられます。
07:33 後ろ側の兵士を削りつつ、敵キャストを追いかけ回します。壁がないところにエルルカンを追い立てればエルルカンは何もできません。
07:50 え、これ死ぬの?

中央の相性がいいのと、中央ロビンがキル取ってくれたのでLv先行したのが良かったです。

しかし、ちゃんとまともに相手にしないという戦法と、狩衣装の効果が目に見える試合ではないかと思います。

最近端でアシッドハウス&スクリーモ積んでくる人をよく見かけるのはよくわかりません。

5.おわりに

ぶっちゃけ相性不利なので、Lv先行されたり、横槍来たり、中央が崩壊してたり、よくわからない力でダメージを食らったりすると普通にボロ負けします。

これは、タイマンの場合どうやって動くと有利になる確率が高いかという話なので、負けても怒らないで下さい。

手も足も出せずに負けると両手で中指立てて溶鉱炉に沈みたくなる気持ちになりますが、落ち込まずに頑張りましょう。

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